【ケイゾク】や【TRICK(トリック)】の堤幸彦監督による異能サスペンス。【ケイゾク】とは世界観をともにしており、一部設定を共有している。

警視庁特殊部隊(SIT)の隊長だった瀬文焚流(せぶみたける)は、作戦行動中に部下を誤射した疑惑により、未詳事件特別対策係、通称『ミショウ』へと転属させられる。

『ミショウ』は捜査一課で手に負えないと言えば聞こえはいいが、相手にしたくないような事件を捜査するために公安部が設立した部署で、実質島流しのようなもの。

そこに配属されている野々村係長、変人女の当麻紗綾(とうまさや)とともに事件を解決していくうちに、大きな陰謀に巻き込まれていく。

シリアスなストーリーの中に突拍子もないシュールな演出をする堤作品の例にもれず、小ネタが意味不明過ぎる。他局を含めた刑事モノのパロディや、殺した相手の代わりにダルマを置いていく能力者はまだいい方。

ある人物が突然ロボット、しかも高性能なアンドロイドではなく、ポンコツロボットな感じになっていたりとかは世界観すらぶち壊しにしています。

そういうシュールな笑いを許せる人にはオススメですが、シリアスな作品を期待している人には勧められない作品。

主役の変人女の当麻紗綾には戸田エリカ、瀬文焚流には加瀬亮、他にも神木隆之介や城田優 、椎名桔平等が出演しています。

ちなみに続編撮影中ですが、どうやら映画らしい。『SPEC公式解体新書』の巻末に記載があるようです。

【SPEC(スペック) 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜】